“飲む点滴”との異名を持つ「甘酒」ですが、近年その美容・健康効果が話題になっていますよね!

今回はそんな「甘酒」について詳しく調査してみました。

 

甘酒とは?

ひとくちに甘酒といっても製法の違いによって種類があるのをご存知ですか?

甘酒には、「酒粕」から作られる甘酒と「米麹」から作られる甘酒があります。

「酒粕」から作られる甘酒は、日本酒を製造する際に出来る酒粕を水に溶いたもので、甘味が弱いため砂糖が加えられます。その為、少々カロリーが高め。そして、アルコール(酒粕に含まれるもの。煮込む際にほぼ飛ぶと言われている)が微量に含まれているのも特徴です。

「米麹」から作られる甘酒は、米麹・米・水を発酵させたもので、米のでんぷん質が発酵して出来るブドウ糖の自然でやさしい甘みが特徴です。アルコールを含まないので、お子さんや妊婦さんでも安心して飲めます。

また、甘酒が苦手だと思っている人もこちらの甘酒だったら飲めたなんて事もあるかもしれません。

そして、気になるのは、どちらの甘酒が“飲む点滴”と言われるほどの美容・健康効果を発揮するのか、ということですよね。答えから言いますと、美容・健康効果が期待できるのは、「米麹」から作られた甘酒です。

 

美容目的で飲むなら米麹甘酒を

江戸時代から夏バテ対策飲料として親しまれてきた甘酒ですが、その理由は高い栄養価にあります。“飲む点滴”と呼ばれる理由も同じで、米麹甘酒には、栄養補給の為に使用される点滴とほぼ同じ栄養が含まれているのです。

具体的にどんな栄養が含まれているのか、以下見ていきたいと思います。

ビタミンB群

栄養補給に使用される点滴に近いビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6を主とするビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群には、脂肪の燃焼を手助けしたり、血行と代謝をアップさせたりする効果があります。また、美髪・薄毛予防・美白・美肌効果も期待出来ます。

麹菌

100種類以上の酵素を持つと言われていて、一緒に摂った栄養の消化吸収を助けエネルギーに変える働きがあります。米麹甘酒は夏バテで胃酸が出にくい時にもってこいです。

ブドウ糖

米麹甘酒の栄養の約20%がブドウ糖です。麹菌によって既に分解済みなので、効率よく体内にエネルギー源を吸収出来ます。したがって米麹甘酒は腸の活動が弱い朝に飲むのがオススメです。少量で空腹感も抑えられます。

必須アミノ酸

体内で作る事のできない必須アミノ酸9種全てを含んでいます。

バリン
イソロイシン
ロイシン
メチオニン
リジン(リシン)
フェニルアラニン
トリプトファン
スレオニン(トレオニン)
ヒスチジン

の9種です。必ず食物から補給しなければならないアミノ酸です。

オリゴ糖・食物繊維

腸の善玉菌を増やし、便秘解消・整腸効果が期待出来ます。

葉酸

妊娠・出産のため女性が摂るべきと言われる葉酸も豊富です。

コウジ酸

メラニンの育成を抑え、美白効果があると言われています。

抗酸化成分エルゴチオネイン

ビタミンEの7000倍の抗酸化パワーがあると話題の成分。DNAの損傷を防ぐ効果や、光による肌の老化を抑える効果があると言われています。

 

おわりに

麹菌やビタミンは熱に弱い為、高温加熱してある市販の甘酒は、実は美容・健康効果をあまり期待出来ないそう。なので、美容効果を考えると生の甘酒がオススメです。これを機に、甘酒を手作りしてみるのも良いかもしれませんね。